Glass Master SD-2 KR 瑞々しく澄み渡る魔力を秘めたパワーアンプ♪
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パワーアンプ
Scantechが扱っている真空管パワーアンプのGlass Master SD-2は400万を軽く越えるハイエンドパワーアンプ♪
このアンプの開発は○イティの金子さんが制作されていますw
ドライブ段に300Bを使用されていますが電圧の関係でWE300B等が使えません(´・ω・`)
勿論、改造を行えば使えるようにも出来ますが出力が下がるので40W(8Ω)も出なくなります(つД`)・゜・。
私が購入した時の出力管にはKR AUDIOのKR211が使われていましたが今はGE仕様になっていますね・・・・
KR Audio社製の真空管は入手困難という理由で使われなくなったみたいですが、海外だと普通に買えましたねw
KR Audio社に直接コンタクト取りましたが普通に入手できるようでしたw^^;
何故、Scantechが入手困難なのかちょっと意味が分かりませんでした・・・・・
まぁ・・・・・
という事でw
音は凄く良いアンプなんですが何故、出力管の真空管ソケットをバヨネット式にせずにバナナを使ったのかもちょっと謎ですw
211って普通はバヨネット式だと思いますが・・・・何よりバナナなんかにしたら下手するとどの位置からも刺さるから危ないwwww(´・ω・`)
まぁ・・・・・・音がいいのなら
という事なんでしょうねw
WE211も試してみたかったんですが試す前に手放してしまいましたw
211はKR Audio以外にGE(General Electric)、GD(Golden Dragon)を使いましたがGEよりもGDの方が相性が合っていましたw
GEだとちょっと低域が福与かになるんですがバランスが低域よりになり、音が緩くなります。
GDの方がニュートラルで気持ちよい音でした。KRは低域にメリハリがあり、中高域をキメ細かく繊細に表現するのが気持ち良いです♪
Glass Masterはダイナミックオーディオ5555 HALIIの東さんの所で購入した時に佐藤さんと一緒に納品に来てくれましたw
一緒に納品をお手伝いした佐藤さんはあのコブクロさんの担当しております(。-`ω-)b
このアンプは本当に美しい音色が特徴で管楽器等を生々しく緻密に再現し、音が重なり合うハーモニーを綺麗に描写します!
音像の深みや透明感は特筆ものでピアノの響きがとても澄んでいてピュアな響きを聴かせます♪
ヴォーカルの透明感が極めて高く、美しい音色で輪郭が滲まずくっきりします。
多少、音質の悪いアニソンはアンプの方でカバー出来ます。
Coorieさんあたりの音質なら※楽勝です♪(※多少ソースによりますがw)
このアンプで聴いた魔女の宅急便のサントラ音楽集は凄く良かったですw映像が鮮明に浮かび上がります!
ユーミンのやさしさに包まれたならとルージュの伝言は本当に最高でした♪
SD-2は初段の5814AをTELEFUNKEN 高信頼管ECC802Sに交換する事をお勧めします!
ここの初段を交換するだけで音質は3倍界王拳かめはめ波です!!!!!
音の滲みが一掃され、晴天の青空のように澄み渡りますヽ(•̀ω•́ )ゝ
その次は6V6GTAはRCA製がお薦めですw
ここをRCAに変えると純正と比べても力感が大幅に増してエネルギッシュになります。
初段にTELEFUNKEN 802Sと次段にRCAを入れた場合の管球力は53万ぐらいかも知れませんw
勿論、ドライブ段や出力段も変えてフルパワーにすればもっと上がります!!
ただSD-2は凄く電源環境にシビアでして電源環境が悪いと実力が真面に発揮されないんですよね( ;∀;)
出来ればクリーン電源を通して使用するのがお薦めです!!アースも取ると確実に残留ノイズが減ります!
SD-2をお使いになっている方で低域が鈍く感じられましたら間違いなく電源ですからクリーン電源を入れて見て下さいネ(。-`ω-)
☆スペック☆
●型 番:SD-2 KR
●価 格:4,752,000円(税込)
●初 段:5814A ×1
●次 段:6V6GTA ×2
●ドライブ段:GD 4-300BC ×1
●出力段:VT4C/211 ×2
●最大出力:40W/8Ω(1kHz 3Vrms)
●負荷インピーダンス:8Ω, 6Ω, 4Ω
●消費電力:450W
●外形寸法:W250×H630×D460mm (1台)
●重 量:46kg(1台)
メーカー (Scantech)
http://www.scantech.co.jp/
Glass Master URL http://www.scantech.co.jp/glassmaster_top.html
☆特 徴☆
演奏ステージとリスニングルームでの根本的な違いは、演奏のエネルギー感、あるいはエネルギーそのものではないだろうか?
楽器の質感や音の広がりはもちろん大切な要素ではありますが、そこにエネルギーが伴っていなければ全く意味がありません。グラスマスターでは、楽器の質感や音の広がりと伴に実際の演奏がもつ強大なエネルギーを再生を目指すというサウンドポリシーをさらに理想に近づけるため、出力アップとスピーカーのドライブ力の向上を目指しました。
●音楽信号にストレスを与えない
これは音楽信号に含まれるエネルギー感や空間情報損なうことなく増幅するためには肝要なことです。
回路的には帰還回路などを極力使用しないことであり、同様に部品の選択においても留意しています。回路のシンプル化も同じ意味において必要なことですが、極端なシンプル化はかえってストレスの要因となってしまいます。各増幅段においては、次段を強力にドライブすることが優先されるべきであり、SD-2では初段以外はすべてパワー管を用いた4段構成をとっています。
●スピーカーをドライブする
リスニングルームという重荷を背負ったスピーカーをパルシブに駆動するためには、かつて考えられていた以上のドライブ能力がアンプの終段に必要です。出力を大きくするだけでは単に大きな音が出るということであり、瞬間的な立ち上がりや、スピーカーの逆起電力に対応する能力が向上するとはいえません。SD-2では、あくまでもスピーカーをドライブする能力の向上を重視して設計を行っています。
<SEPP + マッチングトランス>
真空管は内部インピーダンスの高い素子であり、オーディオアンプとして使うには出力トランスが必要となります。しかしながら出力トランスの音質への影響は大きく、そのアンプの音質を特徴付けていることが多いのです。その影響を取り除くためOTLアンプもありますが、真空管の動作は無理な動作を強いられ安定性に問題があることが多いのです。
SD-2では、出力トランスの長所を生かし、OTLアンプの欠点を無くす方法として、並列型SEPP(シングル・エンド・プッシュ・プル)を採用しています。出力トランスは単にインピーダンスマッチングをとる変換器としてのみ働き、音質への影響はごく僅かになります。
<フルドライブ方式SEPP>
一般のSEPP回路では、(打ち消し回路)により出力に重畳した入力信号を作り出していますが、帰還に頼ることになります。帰還技術は目的とその方法によっては有用な回路技術ではありますが往々にして音の広がりや躍動感といったものを失いがちです。
設計上の基本理念の一つである、音楽信号にストレスを与えないという観点からも帰還に頼る方法は避けたく、もう一つの機軸となる明確な支点という考え方からも対地増幅でできないか模索し、フルドライブ方式SEPP回路が考案されました。
SEPPの上側の出力管動作をカソードフォロワーのままとし、出力に必要な大きな信号をドライバー段で固定的に作り出します。この回路により打ち消し回路を除くことができると同時に低い出力インピーダンスが音質的に有利に働きます。
この方式では出力段の出力電圧以上のドライブ電圧をドライバーで発生しなければならないので、必然的にドライバー段には出力管を起用することになります。この段は位相反転としても機能するため、特別な位相反転回路も削除することが可能になります。
エネルギーに満ちたドライブ力、ストレスのないスムーズなサウンドは、スピーカーを最大限に鳴らし、音楽の楽しさを存分に味わうことができます。
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