パイオニア SC-LX87 抜群のコストパフォーマンス! その1
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最終更新日:2014/06/27
AVアンプ
映像・音響(AV)機器事業の過半数株式を中国・香港の投資ファンドとオンキヨー に売却することで基本合意したと発表
パイオニアのブランド自体は継続するようですが今後のAV製品の開発がどうなっていくかは売れ行き次第でしょうか・・・
暗い話題の続く国内AVメーカーですがコストパフォーマンスに優れている製品は少なくありません。
AVアンプなどは進化も激しく、発売時点での最新技術が盛り込まれている物ばかりです。
ピュアオーディオではAVアンプ(笑)的な扱いを未だにされたりしますが、実際に一昔前までは音質面で不満を抱える製品が多かったのも事実かなと。
しかし、ここ近年ではかなり音のほうも良くなっていて評判の良い製品も増えてきている印象です。
パイオニアだとSC-LX90辺りから大分進化が激しくなりましたかね。
プラズマのKUROも発売されていた時期でパイオニア突っ走ってんな~と思ってましたw
その頃の製品の技術が今の製品の質の底上げに貢献しているのは間違いないでしょう。
SC-LX87は定価35万円(実売22万円程)でAVアンプとして見るとかなりの高級機になるでしょう。
抜群のコストパフォーマンス!とか言ってる割にはクソ高いわ!と思われるかもしれませんw
ただ、ピュアオーディオのハイエンド機になると桁が1つ2つ違ってきますので安いという感覚もお解かりいただけるでしょうか?
ましてや、AVアンプは「DAC」、「プリメインアンプ×1~9台」、加えて近年は「ネットワークプレーヤー」と1台で音楽再生の環境の大部分が揃います!
全部を単品製品で揃えたとしても設置でかなりの場所を占拠されてしまう事でしょう。
また、単品では1台に割り当てられる金額も少なくなるのでエントリー機しか選択肢が無くなってしまうでしょう。
AVアンプのフラッグシップ機にはパーツも技術も最良のものが使用されている事が多いですが、エントリー機はそうはいきませんからね。
他に量産効果だとか色々とあるとは思いますが、同額で揃えられる製品の質を考慮するとAVアンプのフラッグシップ機はかなりコストパフォーマンスに優れていると言えるのではないでしょうか?
ステレオ再生の音質部分に限ったとして「ネットワークプレーヤー+DAC」と「プリメインアンプ」の両方を20万円程でそろえるとするとこれだ!という選択肢があまり思い浮かばないんですよね。
もちろん良い製品も多いのでしょうが、音質面でSC-LX87クラスのAVアンプをかなり上回るというのは個人的には想像し難いです。
それならば機能面で大幅に上回るAVアンプを選択肢に入れても良いんじゃない?という事です。
とまあ、ぐだぐだ言ってますが結局のところサラウンド対応のソフトを再生したいのならAVアンプしか選択肢が無いんですけどね!!
アニメの劇場作品はもちろんの事、シドニアの騎士のようにTVシリーズでもサラウンド対応のソフトも出てきました。
テレビ放送でもスポーツ中継やクラシックではサラウンド対応だったりしますね。
ライブDVDなどもサラウンド収録された物が増えてます。
お気に入りのマクロスF(フロンティア)ギャラクシーツアー FINALin ブドーカン [Blu-ray] [Blu-ray] (2009) May’n; 中島 愛; …は実際にライブにも行ったんですが、大画面+サラウンドで観ると迫力が生に近くて素晴らしいです!
ライブ物は本当にお勧めです!
この臨場感はステレオ再生環境だけでは絶対に楽しめません!
あと、ゲームも最近のはサラウンド対応が多いですよね!
サラウンド対応のゲームは初めてプレイすると驚きますね。後ろのほうから物音がするとびっくりしますw
映画などと違って自分で操作している分、臨場感も全然違ってきますからね。
スピーカーの設置の関係上、どんな環境でもお勧めできるとは言えませんが楽しいですよ、サラウンド。
エントリー機でそろえればAVアンプ、スピーカー、プロジェクター、スクリーン、諸々で20万円程度でいけます。
新築で家を建てる友人などに猛プッシュしたりしてるんですけどねw
もっと日本でも流行っていい気がするんだけどなぁ?
主な仕様
パワーアンプ チャンネル数 | 9 | |
パワーアンプ方式 | ダイレクト エナジーHD | |
多チャンネル同時駆動出力 (1 kHz、T.H.D. 1.0 %、8 Ω) |
810 W(9ch同時駆動時) | |
定格出力[1 kHz、2ch駆動時、T.H.D. 1.0%] | ||
---|---|---|
フロント | 250 W+250 W (4 Ω) | 190 W+190 W(6 Ω) |
センター | 250 W (4 Ω) | 190 W(6 Ω) |
サラウンド | 250 W+250 W (4 Ω) | 190 W+190 W(6 Ω) |
サラウンドバック | 250 W+250 W (4 Ω) | 190 W+190 W(6 Ω) |
フロントハイト/ワイド | 250 W+250 W (4 Ω) | 190 W+190 W(6 Ω) |
実用最大出力(JEITA、4Ω、1ch駆動時) | ||
フロント | 360 W/ch | |
センター | 360 W | |
サラウンド | 360 W/ch | |
サラウンドバック | 360 W/ch | |
フロントハイト/ワイド | 360 W/ch | |
電源部・その他 | ||
電源電圧 | AC100 V・50 Hz/60 Hz | |
消費電力(電気用品安全法) | 370 W | |
待機時消費電力 | 0.1 W | |
外形寸法 | 435 mm(W)×185 mm(H)×441 mm(D) | |
質量 | 18.0 kg |
入出力端子表
入出力端子 | 入力 | 出力 |
オーディオ(PHONO含む) | 2(1MM) | – |
AV | 4 | 1 |
マルチチャンネル | 7.1ch | – |
プリアウト | – | 9.1ch(端子数11.2ch) |
パワーアンプ チャンネル数 | – | 9ch |
スピーカー設定 | – | 12パターン |
コンポーネント | 3 | 1 |
デジタル | 光2/同軸2 | 光1 |
HDMI®端子 | 9(MHL兼用、フロント1含む) | Main ZONE専用2、Main/HDZONE切り換え1 |
LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX) | 1 | |
ADAPTER PORT(Bluetooth®) | 1 | – |
Pod/iPhone/iPad Digital対応USB入力 | 1(フロント) | – |
USB DAC入力(TypeB) | 1(リア) | – |
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