ストリーミングサービスが今後の音楽市場の主流となるのか!?
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iTunesストア一人あたりの売上が24%ダウン
2013年にiTunesストアが保有する8億アカウント分のユーザーがiTunesストアに費やす金額は平均3.29ドルで、前年比で24%ダウンと大きく減少しています。
モルガン・スタンレーのKaty Hubertyは、「これは、アップルの新興市場におけるマネタイズ能力への懸念をもたらす」とコメントしています。
Hubertyは、年末までにApp Storeの売上が初めてiTunesストアを上回り、iTunesの不振を補完するほどに成長するだろうと予想しています。そして彼女はアップルにとっての新しいビジネスチャンスとして3つの可能性を提示します。
1)音楽ストリーミングサービス
2)モバイル決済
3)iWatch
iTunesアップル、Beatsを3000億円で買収
Beatsの買収によってアップルは高音質高級ヘッドフォン、定額制音楽配信サービス、音楽業界とのネットワークを手に入れます。Beatsは今年1月に定額制の音楽配信「Beats Music」を開始
ダウンロードというビジネスモデルの「固定概念」もくずして、定額配信やモバイル、音楽ハードウェアといった新しい領域で、革新的な製品やサービスから音楽好きやアーティスト、レコード会社がハッピーになるビジネスモデルがこれからのアップルからは期待できそうです。
アマゾン、6月か7月にPrime会員向けの音楽ストリーミングサービス開始
ユニークなのは、配信するカタログで、リリースから6ヶ月以上経っている楽曲やアルバムを配信するそうです。最新リリースは配信には含まれません。全カタログを提供する代わりに、Prime Instant Videoサービス同様、レコード会社とライセンス契約に合意した楽曲をディスカウント価格で配信することで、最新リリースを含む包括的なカタログでリスナーの獲得を目指すSpotifyやRdio、Beats Musicなどの競合と差別化するそうです。
アマゾンはソニーミュージックとワーナーミュージックの大手レコード会社とすでにライセンス契約を結び、さらにいくつかのインディーズレーベルとも契約済みとのことです。ユニバーサルミュージックとの契約は、Buzzfeedはまだ確認が取れなかったとのことです。
日本音楽市場の売上が16.7%減少
世界2位の音楽市場である日本は、世界の音楽売上の約1/5以上の市場規模を占めています。IFPIによれば、日本の2013年の売上は30億1000万ドル(約3057億円)で、前年の36億1000万ドル(約3667億円)からダウン。減少の要因は、CDなどフィジカル音楽の売上が低迷、そしてモバイル向けダウンロードや着うたなどレガシー系モバイル音楽サービスの低迷が挙げられます。また、レポートでは音楽ストリーミングおよびサブスクリプション型音楽サービスなどが日本市場では未だに確立されていないことも指摘しています。
フィジカルが中心のビジネスによる音楽保護主義とデジタル音楽に対する足並みを揃えられない点を、日本市場の急激な低迷の要因に挙げています。
世界規模で見るとやはりストリーミングサービスがキーとなっていくのでしょうか。
しかし、そうなると楽曲データ自体はネット上に存在する事になり専用のアプリでなければ再生できないと言う事ですよね?
現在のPCオーディオだとOSや再生ソフトなどユーザー自身が好みで選択可能で音質の傾向も様々であることから遊びの幅が広いという点が利点にもなっています。
楽曲データ自体もユーザー自身が保持するので周波数や波形の加工等も自由に行えます。
ストリーミングが主流になるとその辺りの選択肢はかなり狭まりそうですよね。
sonyやLINNのように自社でレーベルを展開するような企業なら自社製品との連携も上手く行くのかなとも思えますがどうなのでしょう?
もしかするとアップル&Beatsが革新的な製品を投入してくる可能性もありますね。
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