アニソン界を取り巻く現状♪
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レーベル毎にかなりしっかりとした考察をされていて非常に為になる記事です。
こうして見ると結構なレーベル数があるものです。
以下、最近アニソン関連で話題になった記事ですが上記の記事と併せて読むと面白いです。
「2014年4月1日、本日よりフリーになりました」
という一文で始まる、あるアニソンシンガーのTwitter発言が、アニソンファンを驚かせたのはおよそ1カ月前の4月1日。発言者の名はHIMEKA。2008年にカナダより来日。同年に開催されたアニソンシンガーを発掘するための公開オーディション「第2回全日本アニソングランプリ」で優勝を飾り、ソニー・ミュージックエンタテインメントよりメジャーデビューを果たした外国人アニソンシンガーである。
デビュー当初は『戦場のヴァルキュリア』『テガミバチ』などのアニソンを担当し、一躍知名度を上げたものの、10年よりアニソンタイアップはストップ。11年にアルバムを一枚リリースした後に、12年に5pb.へ移籍。ゲーム主題歌を何作か担当したものの、今年4月1日に契約を終了した模様だ。それに伴い、日本での在留資格を喪失。このまま新たな所属事務所が見つからなければ、5月2日に帰国せねばならないそうだ。
このニュースと前後して、14年に開催を予定されていた「第8回全日本アニソングランプリ」の開催中止が発表された。07年より毎年開催され、先述のHIMEKAも輩出した同オーディションは、日本各地で予選大会を開催後に決勝戦を東京で開催。そこ優勝すれば、必ずアニソンシンガーとしてデビューできるという、アニソンブームの盛り上がりを象徴する一大イベントであった。
これまでに喜多修平、佐咲紗花など多くの新人を輩出し、アニソンシンガーを目指す人々の登竜門として君臨していたアニソングランプリだが、12年開催の第6回優勝者・岡本菜摘の歌唱力に対し視聴者の間で物議を醸しだしたほか、大会委員長の水木一郎がその結果について審査員に対する苦言をTwitterで呈したことから、その優勝者の決定過程に業界内外から疑惑の目が投げかけられていた。なお、今回の大会中止に関しては、「中止」以上のコメントは公式発表されていない。このことも、アニソンファンの間で憶測を呼ぶこととなった。
くしくも「アニソングランプリ」関係ニュースが立て続けにメディアを騒がせたこの春だが、それ以外にも昨年末に『アマガミSS』の主題歌など、アニソン中心に活動していたシンガーソングライター・azusaが、今春にはアニソン歌手・麻生夏子、声優・中島愛がそれぞれ歌手活動休止を発表するといったように(麻生はタレント活動に、中島は声優活動に専念するそうだ)、ここ最近はアニソンで一世を風靡したタレントが続々と歌手活動を休止し始めた。
もちろん、各タレントにそれぞれ異なる事情があるのだろうが、アニソン歌手の活動休止の理由の一つとしてアニソン市場の変化が挙げられるのではないだろうか? 例えば、アニソングランプリが開始された年である07年4月スタートアニメの主題歌を見てみるとおよそ88曲のうち、アニソン歌手(もしくはアニソンを主に歌う歌手)による楽曲が26曲。出演声優・もしくは歌手活動を行う声優による楽曲は6曲だったのに対し、今年4月スタートのアニメ主題歌は、(現時点において)およそ90曲のうちアニソン歌手による楽曲は15曲。一方、声優による楽曲は45曲。その比率は大幅に逆転しており、なおかつアニソン歌手の枠は減少している。
実際にCDの売り上げを見ても、声優が歌うアニソンのほうが売れていることから、制作者側も「アイドル的な人気がある声優が主題歌を歌ったほうが、CDも売れる」という判断を下し、声優を主題歌歌手として多く起用しているということなのだろうか?
アニソンブームと言われて久しいが、どうやらアニソン歌手はその恩恵をあまり受けていないようである。アニソンバブルがはじけた……と単純に言うことはできないが、業界全体が「アニソン」というものに対して、一度歩みを止めて考え直すタイミングなのかもしれない
戦場のヴァルキュリアのOPは結構好きでCDも買ったんですが帰国も決定してしまったようで残念です。
歌手で食べていくのは厳しい時代になっていますし仕方の無い事かもしれませんが、アニソンが好きでアニソン歌手になる為に外国からわざわざ来てくれたのに切ないですね(。´Д⊂)
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