B.M.C. PureDAC その2
筐体の作りはこの価格帯の製品では1番といっても良い位の出来栄えです♪
天板や側板の厚みも中々しっかりとしていて、ぺらぺらした感じはありません。
これだけのアルミ筐体をこの値段で販売するのは海外メーカーでは非常に珍しいと思います。
重量も大きさの割にはあるので、全体的に高級感がありますね♪
ただ、本体の電源ボタンはプラスチックでちょっと安っぽい感じですかね。
本体同様に金属で押し込みに重みのあるスイッチであって欲しかったのは欲張り過ぎでしょうか?
ライン出力とヘッドフォン出力を分けてある点は良いですね♪
その上、ミュート機能もちゃんと分けられているのは素晴らしいです♪
使わない部分の回路は切っておきたいというのはオーオタであれば誰でも思う点でしょうからw
リモコンの方は全体がプラスチックで安っぽいのが残念です(´・ω・`)
電源ボタンがリモコンには無いのと本体とリモコンでボリュームの位置が左右逆なのはマイナス点です。
これが使っているとけっこう間違いそうになるので困りますね。
最早、設計ミスとしか思えませんw
長時間使用しているとけっこう熱を持ちます。
海外製品は割りとそういう製品が多いですが、夏場は困りますね(´・ω・`)
狭いラックに収める場合は気をつけたほうが良いと思います。
現在はWindows環境下で使用していますが、デバイスとして認識される時とされない時があります。
一度、電源を切り再度電源を入れれば認識されるようになるのですがドライバーが少し不安定なのでしょうか?
他のUSB-DAC製品ではそういう症状は無いので、やっぱりドライバーなのかな?
ドライバーの新バージョンに期待したいです(出るのか?)
音に関してはスッキリクッキリ寒色系なので使っているとどうしても不満の出るソースもあります。
そんな時は真空管アンプと組み合わせると良いかもしれません。
ヘッドホンで言えばHD800やT5pよりもスタックスの4040aで聴く方がバランスが良くて好ましいですね♪
弦楽器はビチビチっとした非常にキレのある音ですし、落ち着いた女性ボーカル曲などは官能的でエロいですw
USB-DACとしてTAD-DA1000やMPS-3とも軽く比較してみたのですが、流石に総合力では敵わないもののソースによってはそれらよりも好ましいと思える事も少なくありませんでした。
寒色系だけどパワフルというのは打ち込み系やノリの良い楽曲とは特に相性が良い印象ですね♪
最近のお気に入り↓ こういう楽曲は合いますね♪
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音質傾向ですがスッキリクッキリで寒色系であるのは間違いないですね。(スピーカー、ヘッドホン共に)
Comment
こんばんは、突然のコメント失礼いたします。
アニメ目線からオーディオ(それもハイエンド!)に真剣に取り組んでらっしゃるおとまにさんの更新をいつも楽しみにしております。
PureDACはマイナーな存在故かあまりレビューもないですが、この記事を拝見してその音質の方向性とデザインに興味を惹かれました。(最近猫も杓子もESSですが、確かにいい音がしますよねw)
ところが近くの店に置いておらず、また近く値上げが発表されてしまったため、失礼ながら少し質問させて頂こうと思った次第です。
このPureDAC、DACプリとしてバランス接続でパワーアンプに直結でも十分使用に耐える性能をもっているのでしょうか?
(プリアンプの重要性は理解しているつもりですが、最近MY-D3000直結の音に驚いたことがありまして……。)
もし可能であればご感想をお聞かせ願えませんか?長文、乱文失礼いたしました。
はじめまして、シアさん。
PureDACに限らず最近のDACは優秀なボリューム機能が付いているのでプリなしで聴いている人も多いですよね。
自分の周りではプリ無し直結派の人の方が多いです。
直結の方が音の鮮度感や透明感が優れている一方で味わいや品位などは優秀なプリを通す方が良い気がします。
音質の良し悪しというよりは好み次第という感じでしょうか。
PureDACは素っ気無い印象があるのでプリで味付けをするというのも有りですし素直な音を楽しみたいなら直結も有りだと思います。
付属のボリュームは十分に役割を果してくれると思います。
仮に同価格帯のプリを導入したとして音質向上が見込めるかは判断が難しいですね。
それならPureDACの倍額の別のDACを導入するという選択肢もあると思いますので。
ただ、出力の小さいアンプと組み合わせる場合やソース自体の音量が小さい場合、十分な音量が取れない可能性もあると思います。
その点に関してはプリは必須と言えるでしょうか。
しかし、PureDAC値上げするんですか?
知りませんでした^^;
割安感が無くなったら益々マイナーな存在になりそうですねw
otomaniさん、ご返信ありがとうございます。
>直結の方が音の鮮度感や透明感が優れている
仰る通りだと思います。自分も直結でプリアンプのC-600fを介さない時の情報量と鮮度感が圧倒的で本当に驚きました。
聞いているうちにプリアンプは音量を絞るだけでなく、音の広がりや味付けと言うか、聞きやすく調整してくれる役割が大きいのかな、と思うようになりました。
しかしotomani さんの周囲でも直結が流行っているようで……下手なプリアンプは無い方が良いのでは?という疑問が自分だけの物ではなかったと安心しましたw
>PureDACは素っ気無い印象がある
なるほど。伺った範囲での自分のPureDacのイメージはD-07xの中低域を少しだけ濃くした感じでしょうか。直結だとそっけないから好みのプリアンプを挟んでお化粧してあげる方が良いかもしれませんね。
ただ敢えてプリ排除を考えたのは私事ですがシステムのシンプル化を狙っていたという意図がありました。PureDacはヘッドホンアンプ部分が特に優秀だそうですし。
あれ……DACプリ+ヘッドホンアンプでどちらも十分な性能を持っているとするとこの値段は安い?(マテ
複合機は複合機でトラブルや買い替え時に困るという話もありますががが。。悩ましいですw
>PureDAC値上げするんですか?
値上げと聞いたんですが…アクシスにも載ってませんねw
一応ダイナミックオーディオWebに”8/21より税別定価250k”という記述は発見しました。
この度は大変丁寧で的を射たコメント、ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
最後は当然各人の好み次第、しばらく悩んでみようと思います。
今後も影ながら応援しております。それでは。
システムのシンプル化を図るのであればプリ排除は1つの手ですね!
プリを導入しない人の多くがシンプル化のメリットは感じてるでしょうから。
PureDACは単体で色々と使える点に魅力を感じたので選択しました。
デジタルボリューム機能もその1つですね♪
これ以上の価格帯になるとセパレートでボリューム機能も無い物が増えてくるので、どうしてもシンプル化からは遠ざかります。
近年はデジタル機器の進化が物凄いのでDACやプレーヤーの複合機でも十分な性能を有している印象です。
逆にアナログ機器は昔の名機の方が優れている製品も多く、真空管なんかはその最たる物なのかもしれません。
昔の能率の高いスピーカーも現代機では出せない音がしますし、最新のハイエンド機が全てに勝るかと言われると少々疑問です。
プリは昔は必須でしたが今は無くても良い音を十分に堪能できると思いますし、所詮は趣味、セオリーに囚われ過ぎずにやりたいようにやるのが遠回りしないコツかもしれません。